葬儀は高額な費用がかかるイメージがありますが、小さなお葬式なら低価格で葬儀を行うことができます。
しかし、小さなお葬式でも追加料金が発生する場合があります。追加料金はどのような場合にかかるのでしょうか?また、追加料金を抑えるためにはどうすればいいのでしょうか?
この記事では、小さなお葬式の追加料金について徹底解説します。また、安く済ませるためのコツもご紹介します。小さなお葬式を検討している方はぜひ参考にしてください。
小さなお葬式で追加料金がかかる6つの原因と費用の目安
小さなお葬式は、低価格ながら安心・明瞭な5つのセットプランが魅力の葬儀社です。
しかし、プランに含まれないサービスやオプションを希望したり、安置日数や移動距離が規定を超えたりすると、追加料金が発生することもあります。
小さなお葬式で追加料金がかかる6つの原因と、それぞれの費用の目安をご紹介します。小さなお葬式を検討している方はぜひ参考にしてください。
追加料金①:安置日数が規定の日数を超えてしまう場合
小さなお葬式では、安置室使用料及びドライアイス4日分がプランに含まれています。
しかし、葬儀場や火葬場の予約が取れない場合などに安置日数が増えてしまうと、追加料金がかかります。
プラン | 安置日数 | 追加料金 |
---|---|---|
小さなお別れ葬 | 2日間 | 1日あたり55,000円(税込) |
小さな火葬式 | 3日間 | 1日あたり55,000円(税込) |
小さな一日葬 | 3日間 | 1日あたり55,000円(税込) |
小さな家族葬 | 4日間 | 1日あたり55,000円(税込) |
小さな一般葬 | 4日間 | 1日あたり55,000円(税込) |
追加料金②:付き添い安置を希望する場合
付き添い安置とは、故人様とご面会できるお部屋に安置することです。火葬日前夜から当日にかけて付き添いで仮眠もできます。
安置室によっては葬儀(告別式当日)まで面会ができないところもあるので、葬儀までの間に面会したい場合は追加料金が必要です。
プラン | 付き添い安置の有無 | 追加料金 |
---|---|---|
小さなお別れ葬 | 不可 | – |
小さな火葬式 | 可能(別途申し込み) | 1日あたり55,000円(税込) |
小さな一日葬 | 可能(別途申し込み) | 1日あたり55,000円(税込) |
小さな家族葬 | 可能(別途申し込み) | 1日あたり55,000円(税込) |
小さな一般葬 | 可能(別途申し込み) | 1日あたり55,000円(税込) |
追加料金③:規定の式場使用料を超える場合
小さなお葬式では、式場使用料はプランによって上限が決まっており、規定の式場使用料を超える場合には追加料金が必要です。
企業が運営する民営斎場では使用料が高く設定されているため追加料金がかかるケースが多いです。
規定の金額に抑えたい場合は、式場使用料の安い公営斎場などを選びましょう。
プラン | 式場使用料の上限 |
---|---|
小さな一日葬 | 50,000円(税込)まで |
小さな家族葬 | 100,000円(税込)まで |
小さな一般葬 | 100,000円(税込)まで |
追加料金④:寝台車または霊柩車の移動距離が50kmを超える場合
通常の葬儀を行う場合、寝台車及び霊柩車での移動は3回あります。
- ご逝去場所から安置場所
- 安置場所から式場
- 式場から火葬場
それぞれ最長50kmの移動がプランに含まれており、この距離以上に移動するには10kmあたり5,000円(税抜)の追加料金がかかります。
追加料金⑤:ご遺体の状態がよろしくない場合
事件や事故で亡くなられてご遺体の状態がよろしくない場合、エンバーミング等の修復処置が必要なため追加料金がかかります。
また、病気や感染症のある場合にも追加料金が発生することもあります。状態によって費用は変わるので、葬儀社に相談しておくといいでしょう。
追加料金⑥:プランに含まれないオプションやサービスを希望する場合
小さなお葬式では、プランに含まれていないオプションやサービスを希望すると追加料金がかかります。例えば、以下のようなものです。
- 生花祭壇や棺のグレードアップ
- 遺影写真や会葬礼状の枚数増
- お坊さんや僧侶の手配
- 音楽や映像の演出
- 返礼品や香典返しの手配
- お布施や火葬場の使用料など
これらのオプションやサービスは必要に応じて選ぶことができますが、費用は別途かかります。
小さなお葬式のホームページでは、各オプションやサービスの料金表を公開していますので、事前に確認しておくといいでしょう。
小さなお葬式で追加料金がかからないようにするための対策方法
小さなお葬式で追加料金がかからないようにするためには、以下のような対策方法があります。
対策①:葬儀場は公営斎場を選ぶ
小さなお葬式では、式場使用料がプランによって上限が決まっています。
この上限を超えると追加料金がかかりますが、公営斎場は民営斎場に比べて使用料が安いので、上限内に収まる可能性が高くなります。
また、公営斎場は市民料金で利用できるため、火葬料金も安く抑えられます。
対策②:祭壇や棺はシンプルなものにする
小さなお葬式では、生花祭壇や棺のグレードアップを希望すると追加料金がかかります。
しかし、故人様への想いは豪華な祭壇や棺ではなく、ご遺族やご親族の心からのお別れで表せると考える方も多いでしょう。
シンプルな祭壇や棺でも故人様を敬うことができますし、費用も抑えられます。
対策③:身内だけで葬儀を行う
小さなお葬式では、遺影写真や会葬礼状の枚数増加を希望すると追加料金がかかります。
しかし、身内だけで葬儀を行う場合は、遺影写真や会葬礼状は必要ありません。
また、身内だけであれば参列者数も少なくなるため、送迎バスや返礼品なども必要なくなります。
身内だけで故人様と静かにお別れすることで、費用も節約できます。
どうしても追加料金がかかってしまう場合もある
小さなお葬式では、どうしても追加料金がかかってしまう場合もあります。例えば、以下のような場合です。
- ご逝去場所から安置場所までの移動距離が長い場合
- 安置日数が長くなってしまう場合
- ご遺体の状態がよろしくない場合
- オプションやサービスを希望する場合
これらの場合は、追加料金が発生することを覚悟しておく必要があります。しかし、追加料金が発生することを事前に知っておけば、予算に余裕を持って葬儀を計画することができます。
小さなお葬式では、追加料金の内訳や金額を明確に提示してくれるので、安心して相談できます。
小さなお葬式の利用者にクレームがないか、下記の記事で詳しくまとめています。ぜひ、参考にしてみて下さい。
お坊さん手配のお布施は、追加料金がかからない
小さなお葬式では、プランに含まれていないオプションやサービスを希望すると追加料金がかかりますが、お坊さん手配のお布施はその例外です。
小さなお葬式では、お坊さん手配の費用はプランに含まれているため、別途お布施を払う必要はありません。
もちろん、ご自身の気持ちでお布施を払っても構いませんが、義務ではありません。
小さなお葬式の費用についての記事は、下記に詳しくまとめています。ぜひ、参考にしてみて下さい。
コメント